JOY to the world!

カナダトロント・シンガポールで習い事をしたはなし

anyone on the stage show!

 

セカンドシティには、メインステージと

トレーニングセンターに併設されている小劇場があると以前に書きましたが

 

小劇場ではほぼ毎晩、トレーニングセンターの生徒たちがステージ上に立つショーが行われています。

 

アドバンスクラスの生徒が、自分たちのショーを持つショーと

サインアップした人なら誰でもステージ上に立てるショーがあります。

 

アドバンスクラスのショーでびっくりしたのは、司会進行も含めて全部生徒たちが行なっていました。

全然は観客席後方のディレクター席にいて、本当に必要なときはディレクトしますが基本的に見守ってる姿勢です。

 

 

さてさて、アドバンスクラスのはなしは

このくらいしかできないので、

サインアップした人なら誰でもオンステージ!のショーについて紹介&ドキドキ体験談を書きます!

 

このショーは、5ドル、セカンドシティのスチューデントカードを持ってればなんと2ドルで観れるショー!

 

チケットを買ったあと、サインアップしたい人は自分の名前を紙に書いてバケツに入れます。

バケツは初級、中級、上級者用に分かれています。

 

あとは席を見つけてショーが始まり、

司会進行の人がバケツからランダムに名前が書いてある紙をひき、名前が呼ばれたらステージにあがります!

 

ステージにあがったら、今からやるゲームの内容やルールの説明があり

オーディエンスからお題をもらって

ライトアップ!

 

シーンに合わせて(?)ピアノ伴奏と照明が入り

ライトオフしたらシーンのおわりです。

 

インプロの経験を問わずステージに立てるので

必要に応じて時々司会進行の人が少しアドバイスを挟むこととありますが

基本的にLet it go、それでいこう、楽しいねという姿勢です。

 

 

インプロのゲームをランダムにやるショーもありますが、

今回わたしが参加したのは音楽に合わせてインプロしよう!というショーです。

 

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真ん中のショーですね。

 

インプロクラスの最後に、先生が

インプロはある意味、ゴミくずになる練習、そんな自分をさらけだす練習、ステージの上で失敗してなんぼだよ、という話をしていて

クラスのあとに、ステージにたてる機会があるじゃん!行ける人は行きなよ〜となり

クラスメート何人かと参加しました。

 

最初は英語に自信もなかったのでサインアップする気はなく、ただミュージックインプロを観てみたい〜と座ってましたが

クラスメートのひとりが、表現力でいけるよ!とごり押ししてくれてサインアップすることに。

(しかも、そのクラスメートはサインアップしてなかったことが後で明らかに!おいー!)

 

すると、ラッキーなことに

最初に名前が呼ばれててしまった、、、!

 

与えられたゲームはABCゲームといって

与えられたお題について

ABC順にそれぞれの文字から始まる文を1文ずつ、音楽にのせて喋っていきます。

 

これは苦手なやつだ、

1.Aから始まる単語、から始まるセンテンスなんてそんなすぐでてこないよ

こういうとき、ABC順、次になにが来るのかさえごっちゃになるよ

 

なるようになるさ!

 

2.与えられたお題はセレブレティー

わたし、日本人の芸能人でさえ周りに驚かれるほど名前を覚えていないのに

海外のセレブレティーなんて知るかよ

案の定、オーディエンスからもらったセレブレティー知らずに、多分歌手っぽかったので

司会の人が少しモノマネしたイメージで知ってるフリをしてゲームがスタート

 

ハハハ!

 

3.Mからはじまり、次はLだと思ったが

実はNだった、あ、ルールまちがえたー!

 

おー!次から気をつけよう、、

 

4.もうひとりのプレーヤーもルールが飛んでしまったらしく、あれ?わたし今どこ?XYZ...A! あ!この人(3番目の人)はルールに沿ってやってる!

 

この時点でわたしは、今なにが起こっているのかを理解するのに必死で

わたし以外の2人が歌っているのを右へ左へとキョロキョロしていると、、

 

そのルールに沿ってやってる、おそらくアドバンスレベルのひとが

わたしが喋るように促してくれて

 

もうセレブレティーのお題もなにもなかったので、

やっと喋れたー!的なことをいったら

オーディエンスもヒューヒュー盛り上がってくれました。

なんて暖かい。

 

 

結果的には、ステージ上でなにが起こっているのか把握しようとしすぎて

結果相手に任せっきりな、どうしようもない私でしたが

 

ステージに立ったんだ!というわくわく感が勝ち、いい思い出になりました。

 

最初にステージにたったので、後はリラックスしてショーを楽しめました。

 

歌は得意ではありませんが、

リズムや音楽に合わせてパフォーマンスすると

普通に話すよりも感情が入っていくのかなと観ていて感じました。

 

 

インプロはイエスアンド、相手のアイデアにまずイエス!そして自分のアイデアを足していくので

相手のアイデアを理解することが第一歩です。

 

しかし、

 

今なにが起こっているのか把握しようとしすぎると、そればかりに神経がいってしまい

考えすぎ、そして自分の言葉が出て来にくくなります。

 

相手のアイデアの全てを理解するのではなく

ポイントを見つけてそこに乗っかっていく、

そこをどんどん強調していくことが出来れば

英語でも、なんとか今よりマシにはやっていけるのかなと思いました。

 

まだまだ道のりは長いです。